こんにちは、パパアニキです。
前回は主に鉄フライパンの扱い方についてまとめてみましたので、気になる方がいましたらチェックしてみてください。
結構分かりやすく、実体験をベースに書いてありますので参考になるかと思います。
今回は鉄のフライパンって結局何を買えばいいの?といった事を書いていこうと思います。
結論を言うと
IHかガス、厚みと大きさ
で考えるといいかと思います。
では、詳しく書いていきます。
フライパンの選び方
まずは、どんなものを選べばいいのかですが、
これはガスコンロかIHでも分かれますし、主にどんな調理をするかによって変わってくると思います。
具体的には
・ある程度鍋を振って炒めものをしたいよ(野菜炒めやチャーハンなど)という方は
→深めの厚さ1.6mm前後の炒め鍋 ガスでもIHでも26㎝ぐらいまで
・ステーキなどフライパンを振るわずにじっくり焼く料理に使いたいよ
→浅めの厚さ2mm以上のフライパン ガスなら特に指定なし IHなら24cmまで
ぐらいのものを買えばいいかと思います。
厚みが違うと何が違うの?
・厚みが増すと蓄熱性のメリットが活かしやすくなり冷めにくいフライパンになる。
大きいものを買えばいいの?
次は大きさですが
ガスかIHで変わる、大きければいいもんじゃない
になります。
たしかに、大きければそれだけ食材を入れられる量も増えますしいいのかも知れませんが、IHだとフライパンが大きくなることでのデメリットが重さに加えて、加熱ムラに繋がります。
IHの特性上、フライパンの底面全体が温まるのではなく、ドーナツ型に加熱しています。
分かりやすく画像で見ますと、
20cmの水を張ったフライパンを加熱してみました。そうすると、フライパン全体ではなくドーナツ状に沸騰していることがわかります。
つまりIHはフライパンの大きさに関わらず、この範囲が局所的に熱を入れられることになります。
マニュアル①で火力をMAXでやるとフライパンが変形するよといったのはこのことで、ガスに比べて同じ場所に常に火が入るため、このドーナツ状の部分が盛り上がったりして変形します。
その為、ドーナツ状にフライパンが盛り上がって変形してしまうと、この熱される部分がIHから浮いてしまい加熱できない状態になります。ガスは変形していようが、下から火を当てれば熱することがでいるので気にすることはありませんが、IHでは変形がかなり問題となります。
また、この状態でフライパンを大きくすると・・・
先ほどの20㎝のフライパンから24㎝のフライパンに変えると、真ん中と底面の外周が全く熱されてないことがわかります。
つまり、IHの場合フライパンを大きくするとその分空焼きの時間が長くなり、加熱ムラが起こりやすく少しコツが必要になることがわかります。
なのでガスの人は大きなフライパンでも大丈夫ですが、IHの方はがんばっても24㎝ぐらいのものがいいのではないかと思います。
・IHの場合、加熱される部分が限られているため大きくても24㎝までにとどめておく。
・IHは変形したら終わり。
鉄フライパンの魅力
ここまでだと、鉄フライパンって重くてサイズ感や変形にまで気をつけないといけなくてめんどくさいなぁって思われてしまうかと思いますが、
そんなことはありません。
ガスに比べたらIHは性質上鉄フライパンとはそこまで相性がよくありませんが、ちゃんと特徴をしっていればうまく使うことができますし、テフロンのようにコーティングが剥がれたら終わり
といった使い捨てのものではなく
一生使える、経年変化が楽しめる調理器具
だと思います。
焦げ付いたフライパンも金属製のターナーでガシガシこすっても問題ないですし、調理中にフライパンにガシガシターナーやおたまをぶつけてもへっちゃら
本当にいいです。
あと、テフロンでレアやミディアムステーキを作ろうと思うと必然的に火力をMAXにしないといけなくなりますが、そうするとテフロンがダメになります。
弱火でじっくり火を入れてしまうと表面だけでなく中までしっかり焼けてしまう・・・
などなかなか難しいですが、
鉄はそれができます。
ガンガンに熱したフライパンにお肉を置けば、高い蓄熱性のおかげでフライパンが冷めずに一気に表面を焼きあげることができる。
コーティングなんてしてないのでガンガンフライパンをこすったり叩いても大丈夫。
これが出来るのは鉄ならではだと思います。
言うならば、むしろ普通のテフロンフライパンよりも雑に扱える
まであります。
僕はそう思っています。
・厚いものは重さが増すが、その分蓄熱性が高くなり高温調理がやりやすくなる。
・サイズはIHなら24cmぐらいまでが妥当。
・鉄は経年変化、育てる楽しみがある一生ものの調理器具
今回はこれぐらいにします、よい鉄フライパンライフを!
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